甘くみていませんか?インテリアにおいて最も重要な照明について!
照明と聞くと、お部屋を明るくするためだけのものだと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、お部屋の照明をおしゃれなものに変えるだけでお部屋の印象はがらりと変わります。
照明は、部屋を照らす役割だけでなく、インテリアとしての役割も非常に大きいのです。
今回は、インテリアにおいて重要な照明の役割についてご紹介していきます。
照明を変えるだけでお部屋が一気におしゃれに!
おしゃれなお部屋を作ろうとするときに、まず皆さんが考えるのはおしゃれな 家具や小物を置くということだと思います。
たしかにおしゃれ部屋をつくる上で、家具というものは重要な役割を果たします。
しかし、おしゃれな家具って結構高いですよね…
しかも、設置するのに手間もかかってしまいますし。
そこでおしゃれ部屋に憧れる皆さんにおすすめしたいのが照明の交換です!
照明の明るさやデザインによってお部屋の印象は大きく変わります。
こちらの写真をご覧ください。
一般的なお部屋についている照明をおしゃれなLEDエジソン電球に変えるだけで、 こんなにもレトロでおしゃれな雰囲気へと変わります。
エジソン電球は、電球内部のフィラメントが透けて見える点が特徴です。
一般的な電球の場合は、フィラメントが白色のガラスに覆われているため、電球内部のフィラメントは見えません。
お世辞にもおしゃれとは言えませんよね。
部屋を明るくすることだけが目的であれば上の写真のような電球でも良いのですが、照明をインテリアの一部として考えた場合、一般的な照明だと少々ダサい印象を持ってしまいます。
エジソン電球だとちょっと暗いのでは?
エジソン電球LEDは、電球が発明された当時の物をLED電球で再現したものです。
そのため、現代の照明に比べると明るさが足りないのでは?と思った方もいるかと思います。
たしかに現代の電球と比べると明るさという点では少々劣りますが、目的に合わせて照らすことで明るさ不足を感じることなく、快適にお部屋を照らすことができます。
読書をするなら手元が明るくなるように照らす。食事をするリビングでは机を照らす。
こういったように目的に合わせて照らすことで暗さを感じることなく、快適に生活をすることができます。
また、照明を効果的に使うためには、直接照明と間接照明を上手く使い分けることが重要です。
直接照明というのは、直接空間や物を照らす光のことで、部屋全体を照らすことを目的としています。
一般的なお部屋の天井によく設置されているシーリングライトなどが直接照明にあたります。
多くの場合、最初から設置されているものですね。
それに対し、間接照明というのは壁や天井などに反射させて照らす光のことで、部屋内の一部分を照らすことを目的としています。
間接照明は、反射した光を利用するため、柔らかい光でリラックスできる落ち着いた空間をつくることはできますが、それだけでだと少し暗い印象を持ってしまいます。
目的に合わせて直接照明と間接照明を使い分け、暗すぎないメリハリのある空間を作りましょう。
間接照明を効果的に使用することで、部屋に影の部分ができますので、奥行きのある部屋に見せることができます。
ひとり暮らしで少し狭い部屋に住んでいるという人は、間接照明を効果的に使用して、部屋を広く見せるよう工夫してみましょう。
ペンダントライトでエジソン電球をより魅力的に!
一般的な電球の場合、シェードで電球を覆うことが多いですが、エジソン電球は見せる電球ですので、シェードで覆わず裸電球のまま設置するのがおすすめです。
エジソン電球を裸電球のまま設置する際に、その魅力をより引き出してくれるのが、ペンダントライトです。
ペンダントライトというのは、裸電球を設置する際に使用する照明器具のことでペンダントのように長いコードで天井から電球を吊るします。
ペンダントライトは、間接照明として使用されることが多く、空間の一部を照らすのに適しています。
ペンダントライトを選ぶ際には、そのデザインや素材が重要です。
ペンダントライトは裸電球をぶら下げる際に使用する照明器具とはいえ、インテリアの一部です。
選び方を間違えてしまうと、せっかくのおしゃれな空間が台無しになることも!
ソケットの素材には真鍮や木などがあります。
真鍮の場合は、アンティークな印象になり、木製の場合は暖かみのある印象になります。
デザインはシンプルなものからこったものまでさまざまな種類のものがあります。
なにも考えず、ただデザインが気に入ったからといって適当にペンダントライトを購入してしまうとお部屋のイメージに合わず、設置するのをやめてしまった、再度別のものを購入することになってしまったなんてことにもなりかねません。
今のお部屋がどういう雰囲気なのか、どういうお部屋にしたいのか考えた上で、購入するようにしましょう。
家具の色やクロスの色、フローリングの色などにあったものを選ぶと失敗することは少なくなります。
ペンダントライトを設置する場合、その高さも重要です。
食事をしたり、作業をしたりするダイニングテーブルの上に設置する場合、テーブルから電球までの距離は、80cm程度が理想です。
テーブルから電球までの距離が近すぎると邪魔になりますし、遠すぎてもテーブルを効果的に照らすことができなくなってしまいます。
80cmという高さを目安にテーブル全体が照らされる適切な高さに設置するようにしましょう。
最後に
今回、インテリアにおける照明の重要性についてご紹介しました。
もうお分かりいただけたと思いますが、インテリアにおいて照明は非常に大きな役割を果たします。
お部屋にどういう照明を設置するかでお部屋の印象は一気に変わります。
誰もが羨むおしゃれなお部屋になるのか、どこにでもある普通の部屋になるのかは設置する照明次第です。
いくらおしゃれな家具や小物をおいても、照明を効果的に使用できていなければ、おしゃれなお部屋を作ることはできません。
お部屋のイメージに合わせてペンダントライトを選び、どこに直接照明を設置して、どこに間接照明を設置するのか考え、理想のおしゃれ部屋に近づけていってください。